似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

映画 長いお別れ

Filmarksにも書いたのですが

 

www.asmik-ace.co.jp

 

時期的に泣くであろう映画より

笑える映画を観たい期間が長く

配信が始まってからも観たいと思いつつ避けていた作品

 

今朝、時間があったので観ました。

ネタバレを伏せて書いたのだけど

 

帰りの電車の中でのシーン
メリーゴーランドでのシーン
土手で小さく前へならえのシーン

なんか全部あったかくて喉の奥が熱かった

家族として出来る事には限界もあるけど
お母さん頑張ってた

夫婦の絆とか
親子とか
そういうのが全て愛おしい物語でした

生きているうちは生きていて欲しい

強く残ったメッセージでした。


生きるのが不器用な娘達も
蒼井優さんと竹内結子さんで良かった
この2人だから良かったと思いました。

それから...
上を向いて歩こうって曲は
何故だか沁みるし
声に出して歌うと泣けてくる

 

自分の親もそうです。

記憶が消えてゆく事は残された家族にとっては一番ツライ事なのに

この映画の家族はとっても献身的で

そして、山崎努さん演じるお父さんが可愛らしく見えてくる

実際には本当に大変な事の連続だろうに...

 

親から受けた愛情を

わたしは時々忘れてしまう

小さかった頃の

断片的な思い出の中に

豪快でかっこいい父と

わたしを殴り続けた母親と

家族で笑いあった事もあっただろうに

母親だって優しかった事があっただろうに

思い出すのは鬼のような形相でしかない

こういう子に育たないように

しっかり抱きしめて子育てして欲しい

わが娘や息子達は、まだご縁がないので孫もいないけど

彼らに子供が出来たなら

それだけは伝えたいなと思います。

 

ただ愛するだけでいいんだよって。