ちょうど２時間あったから、
最初の字幕に「フィクションです」とあったから
忘れられた皇室、
ラストプリンセス
数奇な運命を生きた韓国の最後の姫
キムジェウク氏は日本語が堪能なので
その姫のお見合い相手であり
結婚相手の日本人「宗」さんでの出演でした。
スーツを着こなした姿と
年老いたメイクでの演技
やっぱり好き。（え）
映画の感想は、
寝返った自国民に裏切り続けられた皇室という事なのでしょうか
皇帝が毒殺されたり
併合なのに
子供達も含めた強制連行と過重労働も
(子供達の指で、、、とかありえないと思いつつ)
日本が戦争に負け 祖国へ帰ろうとするも
その祖国から入国拒否をされていたという（ここらは史実なのかな）
それからきっと気が狂ってしまったようで
宗氏との間にもうけた子供は自殺してしまった
戦後１６年経ち、プリンスに淡い恋心を持っていた
かつて一番近くにいた将校が
ソウル新聞記者になりこの姫の存在を明るみにし
戦後２０年経ってやっと祖国へ帰る事が出来た
というストーリーでした。
日本語も流暢に話す俳優さんを多数出ていたように感じます。
女優戸田菜穂さんも皇室の王子の妻として出演していました。
主演女優さんの迫力
衣装や美術、特に１９６０年代を再現した町並み
空港前の車等々
なかなかに凝った映画でした。
戦争で狂ってしまった人生は
きっとこのプリンセスだけではないのだけれど
忘れられたという事にひっかかる
そもそも、それほどの権威も権力も持ち合わせていなかったのだろうか
謎が多すぎてのめり込めなかった作品でした
