似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

弱点

ふと。人を好きになるってどういうことだろう。なんてことを考えたりしてみた。
憧れや尊敬は愛へ変わるのかな。とか。
でも、憧れと尊敬だけでは一生連れ添う事はできないんじゃないかな。とか。
人を好きになるって、その人の弱点を愛せるということかもしれないな。とか。
たとえば、繊細でもろいところや
たとえば、不器用なところや
結婚ってすべてを許せて受け入れるところから始まるのかもしれない。
あ、結婚がすべてだとは思ってはいないのだけど。
愛おしむと言う言葉がなぜか浮かんで来たのは

少し前に、憧れていた社長さんの
ま、言い方は悪いけれども2号さんと言われる方のスナックへ行ってお会いしたから。
社長さんは亡くなられてしまったのだけど。

うちの父が再婚した人は、うちの父が全てを失ったと同時に別れて行っちゃったから。
なんとなくね。愛すると言う事の意味を知ったような気がしたのです。

たとえば、財産を失ったとしても
たとえば、身体が悪くなったとしても
たとえば、最後を看取れないとしても
そばにいて支えたいと思うことが無償の愛なのだとすると。
親が子供に想うそれと同じなのかもしれないな。と。
守ってあげたいと思えることって、たとえばぢぶんにとって無理な環境であれ状況であれ
すべてを尽くしてできるのであれば、それを選択するというようなことなのかもしれない。
相手に受け入れてもらえなくても。

「あなたは死なないわ。わたしが守るもの」by 綾波レイ