似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

オフ

朝、お店を開けてからオフをもらったので
お出かけしてきました!

ちょうど読書中の本にも出て来る
乃木将軍が祭られているという長府にあります乃木神社
http://homepage3.nifty.com/chofu/guidnogi.htm


とりあえず、あてもなく小倉か下関方面?って車走らせて
途中で本屋さんに寄って行く先を決めるという日帰り観光(笑)

坂の上の雲の中では司馬遼太郎さんにより
乃木将軍はさんざんな評価なのですけど
のちに学習院の学院長を勤めてらしたらしく
この神社では学問の神様として祭られていらっしゃいました。

で、夢が叶う矢を購入。叶うかな(^-^)



読書はまだまだ(5)を抜ける事ができず
もうすぐ終わるのですけど
バルチック艦隊もコサック騎兵も出て来ず
場面はロシア軍の内情を坦々と説明する部分に来ています。
だらだら感がいなめないのだけど
この本はもともと産経新聞に連載されたものだったらしいので
それもまた仕方ないのかなと文字を追い掛けてます。


で、(5)での印象的だったシーン

以下本文かなり略抜粋

児玉源太郎高崎山の第七師団指令部に到着して
「第七師団の参謀に、攻撃正面の地図を書かせておけ」と命じ
その地図を見て師団参謀が現地を知らず地図を作ったその間違いに気付き
机上で作戦を組み立てて作戦計画を練っていることに怒り
地図のむこうにいる少佐参謀におどりかかるなり、
その金色燦然たる参謀勲章をつかむや、力まかせにひきちぎった。
「貴官の目は、どこについている」とどなり
「国家は貴官を大学校に学ばせた。貴官の栄達のために学ばせたのではない」

「参謀は、状況把握のために必要とあれば敵の堡塁まで乗りこんでゆけ。机上の空案のために無益の死を遂げる人間のことを考えてみろ」
と言い放つのです。


人の命の尊さを思えば、戦争はあってはならないのでしょう。
でも、その中でも少しだけ心が救われるシーンでもあります。