似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

成功はゴミ箱の中に

昨日は電車移動があったので、「成功はゴミ箱の中に」を持ち込んで大分まで。
片道50分ほどの往復だからたっぷり読めるぞと思ってはいたのだけど
ipodから聞こえる音楽に切なくなってしまったり、ため息ついたりしながら読み進む。

とにかく、この本はパワーに圧倒されます。
成功する為の序曲だけを書いた本ではなく、レイ・クロックの人間臭い部分に惹かれます。
野心家でもなく、ただただ「マクドナルド」を世界一愛していた愛情の深さ?
深いとか浅いとかのレベルでも無いな。
気になる方は一読してみてください。すごいから。(上手く説明できない^^;)

とても興味深かったのは、彼の愛した女性について書かれていることです。
最初の妻とは、若いころに知り合い結婚し、仕事に没頭する彼についていけなくて別れることになります。(略)次の奥様は、大きな失恋の後に知り合った従順な女性。
出会ってわずか2週間で結婚をします。
でも、彼は「人生でひとつのことを除いては全てを手に入れた」と自身が言い切れるようになった時にやっと
大失恋をした一番愛していた人と結婚することになるのです。
わずか2週間で結婚をした従順な妻との離婚と相手の女性の離婚を経て。

人生って、一人では生きていけない。
共に歩む人がいてこその人生なのかもしれない。

情熱だけでは乗り切れないことが多々あります。
信念という言葉の意味だけでは説明できない部分でもあります。
執念という言葉が一番近いのかも。

たぶん、亡くなられた後も会議に出席しているんじゃないか?と思う程のパワーです。

お勧め!