似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

お花畑

すっかり落ち着いた母と久しぶりにゆっくりと会話してきました。
なんと、倒れた時の記憶はないんだそうです。わたしに電話かけてきたと言うことも。
救急車に乗った時のことも。
術後、2週間は脳梗塞の可能性があると集中治療室に入っていた間も。

意識がはっきりとしだしたのは、一般病棟へ移ってからだと思っていたけど
そうでもないらしいということまで思い出したそうです。

記憶のない間の記憶はお花畑にいたんだって。
写真集の表紙の為に写真撮ったそうです。

たぶん夢を見ていたのでしょうけど、天使の羽根が取れたなぁとわたしが思った時から
記憶があるらしく、やっぱりあれは天使の羽根だったのかもしれないねと

今だから笑い話しですけど。

これからのことも少し話して来て、とにかく楽しく明るく暮らそうよと。
母の時代の方はみなさんそうですけど、もったいないとモノを捨てられないのですけど
借家だとすると、そのもったいないモノにも家賃払ってるって合理的に考えようと薦めて来ました。

今は別府の保養所にいるのですけど、なんか楽しそうでした。
しばらくしたら近くに住む事になりそうです。
スープの冷めない距離での一人暮らし。本人もそのほうが良いと言ってくれました。

親子でも、結局親をみるとかみないとかあるけど、それもまた「縁」なのかもしれないなと思います。
宿命でも運命でもない「縁」なんだろうなぁと。