似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

高野さんは、面白いぞ!

異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)

異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)

異国トーキョー漂流記です。
ワセダ三畳青春記と同時期に起こっていた出来事
それも、日本に居る不思議な魅力の外国人との交流記になってます。

最後の章が心に残りますが、コンゴの春の海のような人が法隆寺を見てつぶやく言葉「わたしの国にはこんなに古い建物はありません」の裏にあったかもな時代背景とか

ただ、あったかい物語ではなくて、それぞれの国の事情や歴史を
それぞれの国の人が受け入れて生きている様が感じられ(あくまで、感じる程度に留めているのかどうかはわからないのだけど、それが読者に委ねられているように話は進むのです)素敵な一冊にめぐり合えたなと思います。

手元にはあと これ

アジア新聞屋台村 (集英社文庫)

アジア新聞屋台村 (集英社文庫)

読むのがもったいない。(読むんだけどね)