似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

長文

今、朝日新聞では著名人によるいじめられている人へのメッセージ文が載せられています。
昨日は石田衣良さんのメッセージは現実を言い当てていて目に止まりました。
いじめはどんな社会でもあるものだと書いています。

わたしはいじめを受けたことはないと思っていましたけど、
無視されたり昨日は仲良くしていたのに次の日急に移動教室でのお誘いがなかったり、お昼ご飯を一人で食べたリの経験はあります。
小さなことです。でも、大人になってもやっぱり覚えている。

いじめは、いじめを受ける側よりも、いじめる人の心の病だと思います。
だから、新聞で投げかけたり問いかけたりするのなら、いじめられている人へのメッセージも大事だけれど
いじめている側へのメッセージを多くあげてもらいたいと思います。

人をいじめていないとバランスが取れない人。知っています。兄弟なんですけど。

誰かを責めて、誰かに責任をなすりつけていないと生きていけないような。(本人は気付いていない)
スタッフを何人も辞めさせましたけど、その時も特定の人物を否定し続けるので
相手の方は気の毒だったと思います。

わたしが過去、この仕事を辞めようと決意した時も、わたしがその特定の人物になっていじめを受けたからです。
何をしても怒られて、普通にデスク仕事をしていても怒られて、朝10分前に出勤しても怒られて
昨日まで普通にしていたことにひとつひとつ怒鳴られたりしたものです。
そうなると、やっぱり逃げるしかないんですよね。自分を守る為に逃げる。
こちらに原因があるとは思えなかったので。
相手の気分でことあるごとに、叱咤される苦痛と言うのはものすごいストレスを感じるものです。
実際に、病院にかかってお薬を処方してもらったくらいですから。

人は誰しも認めてもらいたいものです。
そして、気にかけてもらいたい。

人に優しくするという優しさって、そういうことで充分だと思うのです。

挨拶だって、軽い会釈だって、いいのだと思います。

母がくも膜下で倒れました。母もまた職場での悩みを抱えていました。
アドバイスは、相手の気持にたって大変なんだぁと理解してあげれば、少しは気持が楽になるよ。と伝えたばかりでした。
それが原因だとは思えないけど、わたしが想像する以上にストレスを感じた毎日を送っていたのかもしれません。
幸い、病院での手術をして今は集中治療室内ですけど、快方へ向かっているような気がします。

一人では生きて行けない、でも集団の中の孤立を選ぶのであれば、一人もいいんじゃないかな。
生きていく為には。