もう、5年の間縁を切ったかのような
そんな弟と和解することができました。
父が倒れて病院に駆け付けた時も
母が倒れた時も
するどい眼光で見るか、完全無視を通されたり
ドクターの前で怒鳴られたり
そんなこともあったけど
お互い業界に携わっていて
まわりの方々の助言もあったらしいことを聞きました。
お姉さん頑張ってるのに。って。
頑張って来たけど、それは誰かに評価されようとしたことではなくて
ただがむしゃらに仕事に携わることだけを考えて
良い方向へ進めるよう父から受け継いだ負の財産を精算できるよう
それしか考えていなくて。
結果、一番大変な時に一番力になってくれる人に変わりました。
兄弟仲良く。母はいつもわたしに言い聞かせていたけど
もうきっとそれは無理なことだから、これは仕方ないし
母のせいでもないのだからと慰めていました。
時間が救ってくれたような気がします。
お互いに、歳をとって
良い大人になったのだとも。
とにかく、母が一番喜んでくれて
良かったと思います。