似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

真直ぐに

純粋で真直ぐな登場人物。
坂の上の雲(1)を読み始めました。
3人の主な主人公の少年期なんですけど
とにかく、なんというか純粋で真直ぐに生きる姿勢が素敵です。
ほんの4世代?5世代前の時代ですかね?
幕末が終わって明治の時代が始まって
驚いた事は、日本と言う国は最初侵略とかを考えて軍隊を持ったわけではなかったということ
とても穏やかに廃藩置県がすすめられた事
そして、外国から比べてとても自由に(身分というと語弊がありますが)志を持った人が国の中心になりうるということ
そんな中にこんな台詞がありました。
主人公のひとり信さん(好古)が弟に言う言葉なんですけど
「お前はまちごうとるぞ。一個の丈夫が金というものでひとの厄介になれば、そのぶんだけ気が縮んで生涯しわができる」とあるんです。
この言葉は深いなあと思いました。

今の日本にはこういう純粋な志し高き人がどれくらいいるんだろう。
とにかく、キラキラ輝いている。
はまりますよー。