似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

たしか...やったと思う。

今日、御年配のお客様に「おはようございますー」と声をかけたら
「ようやく来よんけんなあ、そろそろ来れんで」
(翻訳:やっとの思いで来てるけど、そろそろ来れなくなりますよ)


「なーに言ってんですかー、まだまだ元気でいらっしゃるじゃないですか」と笑顔で答えると


「やけどなあ、そろそろお迎えが来るっちゃ」
(翻訳:でも、そろそろお迎えが来るころだと思うよ)


「お父さん、おいくつになられるんでしたっけ?」と年令をお伺いすると


「(しばらく考えて)85か84やったような気がする」って。


なんちゅーアバウト。と思って
「元気だから、どんどん年令は少なくなっていきますよ」って笑って答えると


「大正14年生まれなんやけどな、途中で平成が入ったけん、計算しきらんのよ」
(翻訳:大正14年生まれは確かだけれど、平成の年号になってからは計算できないのです)


「えっとですね、確か今年は大正だったら100年だから...。
今年で86才ですね!お若いですよ!」って伝えると


「あれま、84のつもりやった。笑」


年令って、こんな風に雰囲気でいいんじゃないかなと思いました。

これだけ、長生きする人が多い国なんだから、良く職業で「自称」ってありますけど、
「自称年令推奨計画」なんてのを国が施行して、
履歴書の生年月日欄に(自称○○才)とか付けて
条件としては、体力測定で身体年令ってあるから
それプラス健康診断書かなにかを一緒に提出すれば良し!とか

まだまだ年金なんぞもらわねーぞ!自称59じゃ!とかって言い切るかっこいいおじいちゃんやおばあちゃんが増えるといいのに。

そうすると、国がやっきになって批判を浴びながら年金受給年令を引き上げなくても
まだまだ働けるって老人が増えて、会社側も雇用を増やせば..。

どうかなー。