夢を力に

本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

本田宗一郎さんの「夢を力に-私の履歴書」という本です。

改めて読んでみて素敵な言葉があったので

経営難を乗り越え、初めてのレース参加を前にTTレース推進本部を作った時に
「本当に出るんですか？」と半信半疑の部下の質問に
「何が何でも出る。（略）今みんなが苦労している時だろう。
　そう言う時こそ夢がほしいじゃないか。
　明日咲かせる花は、今種をまいておかなきゃいけないんだ」

得手に帆を上げ--
「（略）石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです。
　そして、監督者は部下の得意なものを早くつかんで、伸ばしてやる、
　適材適所へ配置してやる。
　そうなりゃ、石もダイヤもみんなほんとうの宝になるよ。
　企業という船にさ
　宝である人間を乗せてさ
　舵を取るもの
　櫓を漕ぐもの
　順風満帆
　大海原を
　和気あいあいと
　一つの目的に向かう
　こんな愉快な航海はないと思うよ。」

トップいかんによっては、苦労も喜びに変わるというもんです。
この日本では、苦労した先に輝くものが見えないから...
あたしゃ、消費税上乗せ時限付き復興税には反対だな
ここは国債で乗り切って欲しい。
でないと、日本の消費が底打っちゃって景気落ちるでしょ。
いや、建築業はいいよ。しかもそれは大手デベロッパーだけに限るでしょ。
下請け、孫受け、そのもっと下までは仕事あっても利益出ずになっちゃうかも。