似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

超クールビズに思う

大阪に住んでた時、おじいちゃんと同居してた。
暑い夏のおじいちゃんのお出かけ着は
決まって、麻の白い開襟シャツ。下着のランニングが透けてみえてた。
で、ズボン。これは素材は今となってはわからないけど
折り目はぴしっと正しかった。
で、帽子。
麦わらの素材のやつだったけど、たとえば、イタリアマフィアが映画でかぶってるようなそんな形でした。

夏の暑さは、34年前に比べると、はんぱないことはわかるのだけど
半パンとか、ランニングとか、アロハとか(かりゆしとかアロハは、んー。最悪許してもいいのかどうか...)
きちんとした姿は、夏のけだるい暑さにも凛々しく見えていたことを思い出します。
悲しいかな、その玄関から出かける後ろ姿だけしか覚えてないのだけど。
昭和の時代。
あの頃は、どんなに暑くても背筋を伸ばしている紳士が多かったように思います。