似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

読書

読書三昧な今日でした。(暇ってことなのだが)
今日読んだのは、お客様からお借りした福翁自伝(ふくおうじでん ではなく ふくじいじでん)

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)

かりにも、大分市内にお引越しする前は中津市というという所に住んでいまして
それはもう、福沢先生が幼少期を過ごした場所だからと
お土産に一万円札を模したおせんべいはあるは、育ったという家を見学できるわ、
あるいは例の「天は人の上に人を...」も駅に飾ってあるわ
銅像なんかも駅前にあったりするんですけど


チョーーーーーーーーーっとまったーーーーーーーーー!

って感じの本なのですよ。
自伝ってことです。福沢せんせーが65才の時に書かれた自伝なのです。

勉学に励んだ話。勝海舟さんたちと船に乗ってアメリカに行った話。
学生の時のふざけたことをいっぱいやった話等に混じって書かれている中津での思い出話のこれひとつとして良いとこなし!
いや、むしろ中津の人を嫌っていた感ありあり
そして、中津の人の気質らしきもの(後半に出てくるエピソード等)も批判しまくってる感

中津の人ってば、この本読んだのかしら?ってーくらい
威張って福沢諭吉先生が幼少期に過ごした場所(間違ってはいない事実なのだけれど)とうたいまくって観光の種にしようなんて...

わたしがこれ、読んでたならやんなかっただろうなあ。と思いますた。

それくらい、良いとこなし。
つか、逆に笑っちゃうくらい。


それにしても、破天荒な人生であったのは知らなかったです。
偉人であるからして、それはもう立派な生活と態度であったのだろうと勝手に思ってました。
とても人間らしく生きたというよりも、やはり凡人ではない所がいっぱいあったり
時代背景も面白く、アメリカやヨーロッパを訪問した際のことも楽しくおかしく
さくさく読みすすめられる一冊でした。


できることならば、明日は読書したくありません。どうか忙しい一日でありますように。。(-人-)