似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

読書は進むよどこまでもー。

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格です。少し古い本らしいのだけど
なかなかのもんです。
もう40後半になってくると
国を誇りに思う。思いたい。という感覚がありまして
古き良き時代と言って懐かしむだけではなく
日本の永い歴史の中で生まれた独特の文化も誇りに思い
日本に生まれて桜を愛でるのは生まれもって遺伝子に組み込まれているのではないかと思う
そんなわたしくらいの世代に読んでいただきたい本であります。



マイナス・ゼロ (集英社文庫)

マイナス・ゼロ (集英社文庫)

マイナスゼロです。
もうね、これね、一気読みです。
タイムマシーンもの?SFなのですが
面白かったー。
途中の描写に少しだけいらっとしてしまった気の短いわたしですが
三丁目の夕日がもてはやされる昨今
こういう字で感じる昭和も面白い舞台ではないかな。

それにしても、ラストへ向かってゆくにつれ
(これは読んだ人にしかわからないのですが)
巡査さんはこの後どうなるんでしょう。。と
そっちのほうがみょーに気になってしまった。
SF好きな方には絶対お勧めの逸品


SFといえば、SFなのかな?
このマイナスゼロを読み終わって
宮部みゆきさんの蒲生邸事件が面白かったのを思い出しました。
こっちもお勧め

蒲生邸事件 (文春文庫)

蒲生邸事件 (文春文庫)