映画 グリーンブックを観てきました。
1960年代のアメリカにずっと憧れています。
あの頃の車やファッションや生活スタイル大好き。ってだけで観に行ったのだけど
グリーンブックというのは黒人がアメリカ南部を旅する時に便利ないわゆる地球の歩き方的な本
この書き方だと、ちょっと誤解があるかも。
1960年代、まだまだアメリカでは黒人へのあからさまな差別があった時代。
旅をするにも、宿泊出来る所と出来ない所があった
そういう時代の話です。
黒人であるというだけで受ける差別や蔑視や偏見に凛とした姿勢で挑む主人公と
元々は黒人に対して差別意識があったイタリア移民の主人公がアメリカ南部へ8週間ツアーする道中に起こる色々な出来事で打ち解けていく物語
長い歴史の中で、まだ根付いている差別
人として生まれた人として生きて
それでも何かが違うだけで起こる差別
髪の色?肌の色?言葉?国籍?
それを差別する権利なんて誰にも無いのに
人を人として対等に接する
ただそれだけで良いのに
敬い心を配る それだけで良いのにね。
あなたと少し違うだけで 忌み嫌う意味を教えてください。
親から子どもへ 小さな頃から偏見や差別意識のない家庭を作らないとって思うんです。
ダイバーシティ(多種多様)が当たり前の世の中になれば良いのにね。
そんな事を思いました。
最後のシーンもジーンときた。
1960年代の音楽や車も自分にとっては素敵な映画で
笑ったり泣けたり、とても良い映画でした。