似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

終戦記念日

朝、目覚ましより先に起きてしまったのは蝉がじんじん鳴いたからかな。
お湯をわかして、コーヒーを入れてパンをかじる。
誰もいない部屋に(娘はまた外泊したみたい)行って来ますと呟いてカギをかける。
日射しが顔にやばい。すっぴんだし。
てくてく歩いて会社に着くと、メンテの御夫婦(奥さんにしてもらっているのだけれど、旦那さんがお休みの時は手伝いに来てくれる)がくっついて座ってこっちを見ている。
おはようございますー。と挨拶をして会社のセコムを解除する。


何気ない一日。平和な毎日。この暑さは62年前も同じくらいだったのだろうか。
空の青は昨日の夕立ちのおかげか少し濃。
戦争は知らない。父や母は幼いころに戦争を経験しているといっても
直接そういう話を聞いたことがない。
父や母の年代がいなくなって、自分達がその年令に達した時に、どれだけ子供達に伝えることができるのだろう。

心は相変わらずぽっかりとしている。