今日は憲法記念日です。
学校で習う時に、熱心に勉強したわけではないので
日本の歴史にはうといほうですが、
この日本の憲法が戦後GHQの強い圧力と指導の元で制定されたのは
最近、いろいろ読んだ本でわかりました。
特に「占領を背負った男」「風の男-白洲次郎」には、詳しく描かれています。
ただ、彼は晩年さまざまな(おそらく、機密文書)ものを燃やしています。
「こんなものは、墓場に持ってくもんだ」と言って、晩年たき火のように燃やしたと記されています。
- 作者: 青柳恵介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/07/28
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (118件) を見る
NHKでドラマ化されたので、このGWお勧めかもしれません。
吉田茂の側近として活動をした白洲次郎さんですが
ドラマの中で吉田茂さんが「戦争に負けて、外交に勝った歴史があるんだ」と話す場面があります。
また、「我々は戦争に負けただけで、奴隷になったわけじゃない」という場面も
(個人的には事実だったのだろうと思っています)
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 249回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
戦後、ずっと律儀に守り続けているこの憲法ですが
白洲次郎が残している文の中には、戦後アメリカから与えられた憲法を
改正するべきだと「プリンシプルのない日本」の中に御自身の意見を残しています。
また、この本の中には東北電力会長であった経験から「水の利権」に関しても記されています。
- 作者: 白洲次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
- 購入: 15人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (166件) を見る
自衛隊発足の経緯も調べれば色々わかってくると思います。
また、過去、なぜ日本は戦争に向かっていったのか。ということも
領土を拡張しようという気持ちもあったのかもしれませんが
日本と言う国を守ろうとした気持ちのほうが強かったのだということも。
先生が教科書を手本に教えてくれたことの中には
真実ではないものもあるということ。
日本の歴史、特に近代史に割く時間が短すぎると、個人的には思います。
教育、特に幼少期、少年期に受ける教育というものがいかに大事なのかが
この年になってようやくわかるものなのですね。
「何かお役にたてるかも」必要とされなくなる、その時まで
●必要物資支援要求マップ 3.11HELP
「元気出そう!」
●東北の皆様へ、世界中からのメッセージ