金曜日初日第一回目観に行きました。
夜勤明けだから丁度良い。
当日は2回舞台挨拶とからめた上映があったものだからか
女子すごい沢山いてびっくり。
そのほとんどの人がグッズ列に並んでて
上映には十数人しか入っていなかったのがショックでした。
映画は時系列で追いかけた物語(実話)でもあるのだけど
この浅田家めちゃくちゃイイ!
父も母もおにいちゃんも、あったかくて凄く良い家族関係。
ああ、きっとこういう家族作りたかったんだろうな、あたしと
感傷は置いておいて。
写真家としてくすぶってた主人公を救う幼馴染が良いの。
個展の会場をさくっと押さえて、勢いが良くて
いつもずっとずっと前から主人公の才能に惚れてたんだろうなと思う。
それからの震災。
あの時、流されて泥まみれになった写真を
洗って元の持ち主に返すボランティア活動があると新聞かなにかで読んで知っていたけど、何もかも流されると「遺影」になる写真もないという事なのかと
絶望の中で写真が見つかるのは希望の光だったのではないかと
そんな事を考えながら見ていました。
辛い思いをひきずったままの人だってきっといるはずだから
万人にお勧めできるわけではないんですが
良い映画でした。
なにより、家族って本当にあったかいものなんだなと
それから、たぶん「縁」が織り成す人生
誰に出会うか、夢に対してどうう動き出すか
そういうのも含めて良い映画でした。