似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

映画 天外者(3回目)

f:id:kiyomi:20201212234628j:image

 

3回目にしてこの場面の尊さが分かり号泣してしまった。

好きな映画は何度でも観る派なので

今回はまだチャンスがあるから映画館に通うと思います。

(だって来週からは仮面ライダーその次はポケモンの公開が控えてるからスクリーンも上映回数もシビアになる予感。最近は特に。いつまでも上映しているとは思えないんです)

 

それからこのシーンの美しさ

f:id:kiyomi:20201212234908j:image

これはパンフレットから

 

五代才助が捕虜となり解放された横浜から時間をかけて長崎に帰り着いた頃はるはと尋ねた先にかたせ梨乃さん扮する女郎屋女将との場面があるのだけど、この貫禄。安定した目力には惚れ惚れします。そしてその女将に言われた言葉で奮起しグラバーに頭を下げて援助を願い出るシーンの迫力たるや、、涙。。

 

あとね。英国留学から帰ってはるを訪ねるシーンの優しさよ。清くて美しいシーンで涙。。

 

 

(だけど、とにかく展開が早いので泣いてる暇がない余韻に浸らせてくれないそこが気になります。)

(それから大人の諸事情は重々承知しているつもりですが大阪府知事大阪市長いらなかったね。あの場面の汚点でしかない。素人芝居放り込んでくんなよ。と思いました。無念!)

 

あの時代に船で留学し多くを学んだ先人達の勇気にも驚かされるけれど、日本をより良い国へと先導してくれたおかげで今がある。

その事を忘れてはいけない。

 

2020年1月29日Twitter三浦春馬さんが残した言葉

「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか」

 

まさに天外者の撮影が終わって間がない頃です。何度か書いたけど、歴史上の実在した人物を演じるにあたりさまざまな文献を読み挑んだようです。正しく日本を導いた先人を知り純粋に影響を受けていたのだと思います。

 

このあと「この産業は血の通った仕事だと自負しています」とコロナ禍で打ち切りとなった舞台挨拶で若干30才の若者が生き切った人生の中で発した言葉として次の世代へ、いつかスクリーンを通して知る世代に伝えていかなくてはいけないんじゃないかと思います。