Filmarks での評価が高くて気になっていた映画
寝るまで少し時間があるからと
夏/秋 を見てしまって、母の手紙が気になりすぎて
一気に 冬/春 を観てしまった。
主人公「いち子」の生まれた小さな山間の町(というよりも村)での
自給自足の物語
生きるために食べる
食べるために作る
全話通して日本の四季が美しい
稲を育てる様子と畑で作る野菜たち
自然との共存
それから、美味しそうな料理
一度は飛び出た故郷に逃げるように帰って来た「いち子」が
冬/春 では一旦都会へ行き
覚悟を決めて戻って来た5年後に神楽を舞う絵はとても美しかった
キャベツや玉ねぎ、にんじん、小松菜
モンシロチョウが害虫だと容赦ない母の失踪には驚いた
わたしは、田舎暮らしに憧れる事はないし
厳しさを知っている訳でもないけれど
お米は一粒残らずいただこうと思ったし
その他お野菜も、お肉も
「生き物は生き物食べて生きてんのよ。
せっかくの命は、全部もれなく食べつくしなさいよ!」と言った
アスカの言葉を思い出した。
これからは、キャベツの外葉はかき揚げにしようと思う。
見始めた最初の夏/秋は、途中まで「なんで高評価なんだろう」と思いながら観ていたのに、後半はずっと「いち子」の暮らしが気になった。
母はなぜ故郷を捨てたんだろう。
「いち子」に届いた手紙にも具体的なそれは書かれていなかった
母の物語があったら観たいかも。
夏/秋 冬/春 どちらも途中でエンドロールが入るので
時間がなければ一時間刻みで観ても良い作品でした。
主演の橋本愛さんの覚悟を決めた目が良かった。