似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

映画 Little forest 夏/秋 冬/春

Filmarks での評価が高くて気になっていた映画

寝るまで少し時間があるからと

夏/秋 を見てしまって、母の手紙が気になりすぎて

一気に 冬/春 を観てしまった。

f:id:kiyomi:20211024134119j:imagef:id:kiyomi:20211024134128j:image

主人公「いち子」の生まれた小さな山間の町(というよりも村)での

自給自足の物語

 

生きるために食べる

食べるために作る

 

全話通して日本の四季が美しい

稲を育てる様子と畑で作る野菜たち

自然との共存

それから、美味しそうな料理

山菜摘みやイワナ、それから合鴨農法により成長したカモの解体

 

一度は飛び出た故郷に逃げるように帰って来た「いち子」が

冬/春 では一旦都会へ行き

覚悟を決めて戻って来た5年後に神楽を舞う絵はとても美しかった

 

キャベツや玉ねぎ、にんじん、小松菜

モンシロチョウが害虫だと容赦ない母の失踪には驚いた

 

 

わたしは、田舎暮らしに憧れる事はないし

厳しさを知っている訳でもないけれど

お米は一粒残らずいただこうと思ったし

その他お野菜も、お肉も

「生き物は生き物食べて生きてんのよ。

せっかくの命は、全部もれなく食べつくしなさいよ!」と言った

アスカの言葉を思い出した。

 

これからは、キャベツの外葉はかき揚げにしようと思う。

 

見始めた最初の夏/秋は、途中まで「なんで高評価なんだろう」と思いながら観ていたのに、後半はずっと「いち子」の暮らしが気になった。

母はなぜ故郷を捨てたんだろう。

「いち子」に届いた手紙にも具体的なそれは書かれていなかった

母の物語があったら観たいかも。

 

夏/秋 冬/春 どちらも途中でエンドロールが入るので

時間がなければ一時間刻みで観ても良い作品でした。

 

主演の橋本愛さんの覚悟を決めた目が良かった。