似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

読書進めてもなぁと思うお花見シーズン

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども です。
なんというか、ちょっとした表現が好き。
春から冬へと季節が変わるごとの表現も好きだし
心を表す表現も
「文章を読めば目に浮かぶよう。」という表現だけでは足りず
「文章を読めば、わたしはいつのまにか三つ葉(主人公)になりきって、その風景の中にいる」という感じ
そのほかの登場人物の表情と心とが手に取るようにわかるというか
なんでしょ。脳の中で映像化されるのは他の本でも良くあることですけど
それとこれとは、ちょっと違う。

ん???なになに??なにが違うん?

と、思ったあなたにお勧めの一冊!



最近の読書で読後の清涼感は絶対に「下町ロケット」だと思っていましたが
同じくらい爽やかな気持ちになった本でした。


ああ、これ映画化されたら猫はきっと柴咲コウちゃんだろうなと思ったんだけど
2007年に映画化されてんですね。はは。
でもって、配役みごとに外れた。