3月11日
映画を見てきました。
「風の電話」と「Fukushima50」
9年経って、九州に住んでいたから
何も出来ないけど、その中でも何か出来ないか
探す毎日でした。
新聞もwebニュースも追いかけていた毎日
ただ、あの時あの場所にいた人のつらさは
わかるはずがないと思った2作品でした。
少しネタバレあり ↓ ↓ ↓ 注意
「風の電話」は
ツナミで両親と弟を亡くしてしまった女の子のお話
広島の呉でおばさんの元に引き取られ生活をしていました
どこか元気もなくとてもJKという言葉も当てはまらない
遠い目をした女の子
その子が生まれて育った町大槌を目指してヒッチハイクで旅をする物語です。
出会う大人の優しさや悲しみに寄り添いつつ
生きる決意をするセリフがあって
良かった。一緒に生きよう。って心から思った作品でした。
「Fukushima50」は
あの爆発の下で命をかけて働いていた人がいたのだと言う事
かけつけた自衛隊の方達
若い人を避難させた事
もう、色んな事が描かれていました。
調べると賛否両論。
ノンフィクションで事実に基づいて書かれた作品だと言う人と
でっちあげだと言う人
さまざまです。
ただ、わたしは信じたい。
あの危険な場所に居た人達の事をなかったことにしてはいけないと思う。
怒鳴ったとか、怒鳴ってないとか
慌てて打ち消そうと動いている様子が滑稽で...
だけど、一つの作品だとすると
後半はぐだぐだ感がいなめない。
原発に絞った作品でよかった気がします。
ともだち作戦をねじ込んだ風に見えてしまって、
少し気持ちが萎えました。