昨日は映画スパイの妻を見てきました。
物語は大戦が起こる前から始まるのだけど、あの頃の富裕層の生活様式が憧れそのままで素敵だった(美術さん褒め)
甥と共に満州から帰った旦那様の様子がおかしいと気になる妻が気付き始めてから一連の出来事な訳だけど
旦那様の会社の金庫には英文の資料と甥が訳した日本語の紙資料(合わせて2部)と映像フィルムが
細菌兵器の人体実験が記された報告書をアメリカへ持ち込み世論を動かさなくてはならないと正義に燃える旦那様と甥
妻が甥を売るんです。密告で。
甥は拷問で爪を全部剥がされ自供する
全ては自分一人がやった事だと
この甥を売ってしまう妻ここからが狂気じみてた
旦那様は憲兵に呼び出され妻が行った愚行を知る
家に帰ると妻が資料はまだあると1部しか提出していない事を知らせ妻は旦那と運命を共にすると言う
旦那さんは資料と共にアメリカへ亡命するしか無いと決め準備をしその日が来る。
2人一緒だと怪しまれるので二手に分かれて国外脱出を試みのだけど、妻は出港する前の船内で見つかってしまい、持っていたフィルムの中に日本軍が行っている全てが写されていると豪語する。
が、上映されたそれは旦那様が趣味で撮っていた甥と奥さんの活劇だった。
妻は旦那様への愛を狂気じみた行動で示し
旦那様は妻を愛していたが為に自分一人で国外へと計画したのだろう。
という愛の物語でした。
NHKのドラマ班の映像美というか光の加減が美しかった。この作品は映画と言うより舞台に合う物語では無いかと感じた。
話題作でもあるし銀獅子賞受賞作品だけど、
うーーーーーーーーん。
星⭐️⭐️⭐️個かな