少し前、同僚といっても、定年間近の先輩と話していて
とても気になる事があった。
その方のご両親はご夫婦2人で暮らしていて
一度ぼや騒ぎを起こしたらしく
それから有料老人ホームへご両親とも入居されたのだけど
数年前に奥様が亡くなり
今はお父様だけがご健在で９０をとうに過ぎているのだそう
ここの所、認知症がチラホラと出始めたようですと
園の方から連絡があったらしい。
起きたら奥さんが居ないと、大騒ぎされたのだそう。
コロナ禍は面会もままならないらしく
電話で「お母さんは前に亡くなったでしょお」と少しお話はできていたそう。
やっとでなっとくしてくれたと話してた。
そんなおり、その老人ホームを担当する病院から連絡があり
そろそろ決めていてはいかがですかと
延命治療に関する書類を渡されたのだそう。
驚いた事に、本人の意思ではなく、息子さんに決めさせるという
はあ？
延命治療の有無を認知症だからと子どもが決めて良いんですか？と
なんか聞いてて腹立たしかった。
逆にわたしの場合に置き換えると
もちろん延命治療は望まないけど
９０過ぎて認知症が出始めて
知らない間に子どもたちに決められているなんてことは
あってはならないと思ってる
生死を子どもの判断に任せると
絶対背負って生きていかなくちゃいけないような気がするから
延命治療は拒否します。って
何かに記していたほうが良いのかな。
いちおうかなり前だけど子どもには
臓器提供はします。
あと延命治療は望みませんって伝えてはいるけれど
そこの所はっきりしておかないとね。
自分が決めておかなくてはと思った。
