似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

白熱教室JAPAN

白熱教室JAPANというNHKの番組があります。
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/index.html

高木教授の話し方が好き。
で、先週たまたまみたので、昨日も見ようと

昨日の内容は、経営拡大と組織変革において社長が失敗した事例を元にした授業でした。

で、キーワードは「すべき」
経営者(社長)がすべき事柄をせずに進んでしまった過去の実際にあったケースを参考に授業が進められるんですけど。

実際、その役職に携わってるわたしが言うのもなんですけど
予備知識にはなるけど、実践はもっと難しいです。
公式にあてはめる。ということでもないですし
その時に望まれるリーダー論というのは
その会社によって姿が違うと思います。


MBAという資格を取るというのはスキルのひとつであって
その人個人が実際経営に携わって成功するのかしないのかは
その人次第だし。
ただ、勉強すべきことはいっぱいあるとは思います。


で、印象に残ったのはやっぱり最後
高木教授がハーバード大学で学ばれていた時のお話だったのですけど
ある経営者の言葉です。
「われわれは景気の悪い時に必要以上にリストラをする」
「そうでなければ、人というのはなかなか切れないものだから」

会社悪と言われることが多いリストラですが
経営をする上で避けて通れない時が来ます。
人から非難されることもあります。
でも、こればかりは経営者になってみないとわからないことだと思います。


対象にならないようにする為には、人材ではなく人財になる努力をおこたってはいけないんではないかと。
1円でも多く会社の利益になる為に行動することは恥ずかしいことではありません。
働く人それぞれが経営者の感覚を身につけることができたら
その会社はきっと成長していくのだと思います。


ただ、会社を起業するのは誰でもできることです。
親の起こした会社を引き継ぐのも誰にでもできること
わたしにも出来ましたから。
経営を続けることのほうが難しい。専門の教育を受けたわけではないので日々勉強でした。今も続いてるけど。
それからもっと難しいのは会社を閉じると決断し実行すること。
やりっぱなしやめは楽なんでしょうけどね。そんなの出来ないしね。


高木教授から生徒さんへのアドバイス
「ひとりになる時間を持つ事」がありました。
これ、とても大事かも。
無になりたい時があります。座禅組みたい!とか滝に打たれたい!とか。笑

自分を考えるに器用にこなせなかったことが多かったけど
実直に物事にあたっていると、光りが見えてきたりします。
ただ、「縁」とかを深く考えるほうなので「決断時期を逃す」ことも。
そう言う時にアドバイスいただいたのは「作業と経営は違う」ということ。
作業はさくさくこなせばいいんだよ。そこに感情はいらない。って教えてもらって気持ちが楽になったことがあります。

儲かれば面白いけど、儲からないと苦痛。
生活と仕事が完全にリンクしているので、落ち込んだりする原因もほぼ仕事のことです。
そんな時は仕事から離れて別の事を考える。
思いきり笑ったり、思いきり泣いたり。そして元気になってまた頑張る。
これのくり返しな毎日。(成長してない感)