似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

映画 ファーザー

 

で、昨日はもう一本

劇場をハシゴしてレイトショーで見ました。

映画「ファーザー」

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ポスターからてっきり「長いお別れ」のような哀しいけれど、家族の心温かな内容かと思ったら!

 

 

Filmarksにも書いたのですけど

以下ネタバレになる部分があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツライ
ただただ辛かった

記憶の混乱を見せられて
身につまされる
間取りは同じなのに
食卓やソファーが
人物が
壁の絵が
キッチンの様子が
場面場面で違うものになって

居場所がわからなくなって
人物の認識が出来なくなって
記憶が混乱して
事実が受け入れられなくて




親がそうだった
隣人がモノを取るんだと相談されて
狂ったように張り紙を貼りまくっていて
時間がわからなくなって
モノを片付けられなくなって
人のものを取って数回警察のお世話になって
事故に遭って

当事者には辛すぎる

辛かったとしか

痴呆にはなりたくない

いや 
自分が痴呆になった時は
速やかに施設へ入れるよう
頑張る事なんか無いんだと
子供達に伝えたい


ツライ

 

本当に、最初(何を見せられているんだろう)と思うほど

場面によって人が変わるし

アリー(娘)が若返ったりするし

 

他の方のレビューを読ませていただいたりしたら

 

あの暴力を振るわれた部分(娘から首を絞められたり、頬を叩かれたり)

あれは施設で受けた虐待じゃないのかと考察されている方がいて

恐ろしくなりました。

最終的にはわたしだってどうしようもない時は施設に入所しなくてはいけないかもしれないけど、その現場で時々事件になっているような事が起こっていたら。

そんなことも考えさせられる作品でした。