似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

電話

ねーちゃん、電話がかからんのやけどな。ってお客様から言われて
へ?故障ですか?って公衆電話に10円入れると、かすかだけどぷーって鳴ってる。
「大丈夫ですよ、かけられます」そう伝えると
「いっぺんかけてみてくれんかえ?」とのことで
お伺いした電話番号を押すとぷーぷーぷーって話し中の合図
「話し中ですね。」「さっきからかからんかったんは、そうやったんかな」
おじいちゃんはもちろん携帯お持ちじゃないですし
相手も携帯お持ちじゃないんでしょうね。
「局で調べてもらうと、受話器あがってる時はびーーって凄い音ならしてくれたような記憶があるんですけど」
そう伝えると、「調べてくれるか?」とのことなので
久しぶりに話し中かどうか確認「114」です。

あのね、今はコンピュータ音声なのですね。^^;
○○ー○○○○番は話し中です。ってくり返すばかり
これでちゃんとアラート鳴らしてくれてんのかな?
どのみち、これしか手段がないから
「しばらくしてからおかけ直しくださいって言ってます」と伝えました。

おじいちゃんはにっこり笑って「ありがとう」って10円差し出されたので
「いえいえいえ、いただくわけにはいきませんから」とお断りしました。

携帯って便利だけど、それぞれが持っててかかる基本料とか考えるとすごいんですよね。
でもって、昔義理母が若かった頃に電話交換手だったことがあって思い出話を良く聞いていたからか、
自分もそのおじいちゃんに「局」って言っていたのが、なんだか懐かしくもあり。

そうそう、町ではあまり見かけなくなった公衆電話。
パチンコ店にはほぼあると思いますから、災害とか緊急の際には覚えててくださいませ。