似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

痛い

昨日、おかあちゃんに「子供でいてくれてありがとう」と言われた。
その言葉が痛い。なにもしてない。できないぢぶんにそんな言葉をかけるなんて
よっぽど寂しいんだと思う。

かあちゃん語録はすごいから
初孫のわたしの長男をだっこした時には「やっぱり外孫は可愛くない」ってつぶやいたり
ぷくぷく太ってしまった次男に「そんなに太ってお相撲さんになるつもり?」って言ったり
「小さい頃、なんでもそつ無くこなすあんたが大嫌いやった」って正面きって言ってみたり
「憎くて憎くて殴った」って子供の頃、
しつけと言い放ち、しなる洋裁の1mの竹定規で何度も何度も叩かれたり
部屋の隅に追いやられて、泣くともっと叩かれたから泣き声だせずにいるとさらに「可愛くない!」と言って叩かれもした。鬼のような顔だった。
お父さんの車を盗んで夜中に遊び回って、朝帰った玄関では木刀片手に「殺す!」って言われた。
かあちゃんの両腕は当時高校生と中学生だった弟2人がしっかり押さえてくれてたから殴られずにすんだけど、
速効、バイクのカギを持って本気家出をした。

そんなおかあちゃんが「子供でいてくれてありがとう」だなんて。
痛すぎる。