似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

読書です

ずんずんと進んでってます。
読書「坂の上の雲」(2)がもうちょっとで読み終えるところ。

明治維新から日清戦争を過ぎての主人公や
その時代の中に生きた登場人物(めっちゃ多くて...。^^;)

時々はっとする台詞がありまして
そのページを折ってたりする。

子規の台詞
「人間のえらさに尺度がいくつもあるが、最小の報酬でもっとも多くはたらく人ほどえらいひとぞな。一の報酬で十の働きをするひとは、百の報酬で百の働きをする人よりえらいのぞな。

真之の台詞
「明せきな目的樹立、そしてくるいない実践方法、そこまでのことは頭脳が考える。しかしそれを水火のなかで実施するのは頭脳ではない。性格である。平素、そういう性格をつくらねばならない」
「人間の頭に上下などない。要点をつかむ能力と、不用不急のものはきりすてるという大胆さだけが問題だ」「従って物事ができる、できぬというのは頭ではなく、性格だ」


驚いたのは日清戦争における諸外国の無介入さとそれを視察する師団がいたということ。
戦争ですよ?戦争を視察するって、なんかあの時代ってある意味秩序があって平和だったのかもしれない。
そして日本がひとつの国としてまとまり進んで行く姿。
志し高き人の多さ。
まだちょんまげ結ってた時代から20年ばかりのことなのにと思うと
今の時代の20年の成長の比ではないんですよね。

まだまだ先は長いので、ぼちぼち読み進めたいと思います。