似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

わすれられないおくりもの

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

子供達が小さかったころ、テレビを押し入れになおしこんで
読み聞かせをしていた時期があるんですね。
ぐりとぐら、100万回生きたねこ、ねずみくんのチョッキ、ぼちぼちいこか、その他何百冊もの絵本に囲まれていたころ。

その中でも、思い出深い1冊です。



朝日新聞には時々
作家さんが学校にいって授業をするという特集があるんですけど
先日、姜尚中さんの授業風景がありました。
大阪府寝屋川高の定時制課程の生徒さんに行った授業です。


「人の価値は態度で決まる」とあります。

姜尚中さんが学生運動を通じて知り合った無二の友の死について語っていました。
友は最後まで、生き抜くという凛とした「態度」を示してくれた。
人は人を評価するときに、どれだけ新しい事を創造したかとか、
どんな素晴らしい体験をしたかということを問いがちですが、
本当はそんなことではない。
人間の評価を決めるのは、その人が「周囲にどんな態度を取る事ができるか」ということだ。


自分には何ができるんだろう。生きる。生きる。生きる。
そう思いながら歩く。