似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

何度も繰りかえし読むべき1冊

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

めちゃくちゃ売れてる本なので、読んだ方も多いのだとは思います。
自分にも必要だろうと思って買ってからなかなか進まずにいて、

この本は、一度読んだだけでは何も理解できなくて
わたしには無理かなと思ったんだけど、なんとか読み終わりました。

とにかく文章のスピードが早い。無駄がないのです。


マネジメントの3つの役割として
1、自らの組織に特有の使命を果たす。
2、仕事を通じて働く人たちを生かす。
3、自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。

管理職の心構えとして必要な事柄が書かれていたり、

マネージャーの資質に書かれているんですけど
「人を管理する能力や議長役や面接の能力を学ぶことはできる。
マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。
しかし、
学ぶことのできない資質、
後天的に獲得することのできない資質、
始めから身につけていなければならない資質が一つだけある。
才能ではない。真摯さである。」

言い切っていたり。考えさせられることが多い。


それとは別にやらなければならないこと、やるべきことの中
「トップマネジメントの役割の特徴」というのがあります。
各種の能力や性格が必要で、少なくとも4つの性格が必要だと書かれています。

「考える人」「行動する人」「人間的な人」「表に立つ人」

ただ、これら4つの性格を合わせ持つ者はほとんどいない。とも


なりたいと思って起業する人
ならなくてはならなくてなった人
志しは違うかもしれない。
でも、その人に「真摯さ」という性格があれば
なり続けて行く事ができるんじゃいかな。

それから、度胸というか開き直れる人というか、くよくよしないという性格も必要かもしれません。
父から教わった「心配するな、銀行は命まで取らない」という言葉
案外的を得てる気がします。

それらを持ち合わせていれば、この不況も乗り越えていけるんじゃないかな。
そんなことを思います。


とにかく、この春管理職になっちゃった。方も
よーし、起業するぞー!って方も
なんで社長なんかになっちゃったんだろうって方も
読むべし読むべし!


今日の格言から

人生でも、企業でも、一度貧乏とか不況とかを立派にくぐり抜いてきたものなら、そいつはどこまでも信用できる。
本田宗一郎