似合わない洋服は捨てました

気まぐれに気の向くままに

不登校

彼は中学に入ってすぐ不登校になった

わたしはというと、自分のことばかりで

会社を放り出すわけにもいかず別居していた時期だった。

それでも毎月子供達と会って映画に行ってご飯を食べてという事は続けていた時期だった

彼の不登校を知ったのはずいぶん後で

上の2人も言いにくかったんだろうと思う。

 

原因はずっと口を閉ざして聞くことが出来なかった

卒業証書を貰いに中学へ行った時も話してくれなかったし聞けなかった。

 

今日一緒にテレビを見ていてポツリと話し始めた。

 

小学校卒業で終わるだろうと思ってたクラブチームでの体罰

中学に入ってからもその時のコーチが中学にも指導に来ていたからだった。

 

滑り止めのついた軍手でビンタされるのってめちゃくちゃ痛いんだと

 

殴られて出来るようになる訳がないって

 

辛かったんだろうなと思う

 

部活だけ辞めれば良かったのに

彼の兄は3年違いでバレーボール部のエースだったから周りの先生方の声かけがプレッシャーだったんだろう

 

彼は学校から逃げた。

逃げて良かったと思ってる。

 

危険回避は本能だし。

 

今も社会に馴染めるわけでもなく

ずっとニートだけど

俺の話は長いというドラマの母のように

大きな期待はせず見守ってる。

 

いつか働く事に意味を見出してくれれば良いんじゃないかな。

 

30歳までは頑張るけど

それからは知らないよ宣言したのに

まだ頑張れている。

 

甘すぎると他の子は言うけど

放り出すわけにもいかないんだよ。

 

病気にならないように

健康で働けるうちは働きますよ。

 

そしていつか あれだね。

移動販売の車でも買って

田舎に住まうかな。

 

限界集落を巡回する需要もあるかもしれないしね